柏 鮨処 赤酢 有馬(旧:みや川)

柏の寿司界隈で聴き取りしたところ、完全に看板をすげ替えただけで中身は一緒という情報

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2022/3/22から「柏 鮨処 赤酢 有馬」と店名変更するっぽい なんでだろう 住所が4F-Bと4F-Dと微妙に違うけど、ここ4Fは2店舗だし、食べログ紹介ページの内装写真が完全一致なんじゃが

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ネタは高級店としてはまぁ及第点。ガリは市販品
安いランチなので多くは期待しないけど、車海老は半身。半身の海老なんて10年ぶりくらいかな……企業努力に涙が出ちゃう

次の寿司を出す前に、きちんと皿を拭いてくれるのは良いです
ホールスタッフは不慣れ感はありつつも頑張ってる感じの接客で好感(客が少ない時間帯に行った)。

料理人も含め、接客に問題があるという指摘が散見されるので、混雑時は避けたほうがいいかも。板場のオペレーションもあまりよくない。仕込みをしている若大将はキビキビしているが、握り担当のおじさんがもたつき、若大将がそれにずっとキレていて、店の雰囲気も悪くなる、という悪循環を堂々と見せつけられます。他の方が「劇場」と呼ぶのも納得。

日本酒メニューの一番安いものが八海山本醸造1000円也。ちょっとさすがにそれは、というので黒牛1400円を頼むが品切れ。では、とくどき上手ばくれん超辛口1600円を頼むが品切れ。うーん。「『本日の日本酒』は飛露喜です」飛露喜にも色々あるやろ。

若大将はシャキっとしていてよさげですが、ほかの板前への指示がめっちゃ高圧的でいかにも体育会系な寿司職人業界のパワハラって感じで、非常に聞き苦しい。どれだけ寿司が美味かろうと、こんな店では食事を楽しめない。

若大将は主に仕込みを担当していて、握りは、見た感じ50代~60代くらいの、いかにもうだつの上がらない、言い方は悪いがホームレスのような風体の「新人」の板前さん、なにより手がプルプル震えていて呂律も回っていない。アル中っぽさがある。喋ると人柄はよさげ。

手がプルプルしているレベルなので、動きもモタモタしていて、シャリを握るのにご飯をこぼし、軍艦を盛るのにネタをポロポロこぼす。見ていてハラハラします。個人的にはそこまで気にしませんが、人材不足なのだろうけど、さすがに高級店でこれはアウトでは?
この「新人」さんだけでなく、若大将も、寿司の腕前はともかく、人を使ったり店を切り盛りするには器が足りていないように見える。

ランチコース3980円+日本酒1号+お好み1カン=8100円。銀座でも、最高に美味しく心から楽しめる寿司ランチがしばけるお値段

若い女子二人連れに若大将が「お好みはだいたいものによるけど1200円くらいから~」「メニューってないんですか」「ないです、仕入れとかで変わるので時価です」「……」とかやってて、Youtuberファンの若い子にそのスタイルは無理やろ、と

寿司バブルに乗っかって、いかにも無理やり出した店、という感じ。目や舌が肥えている人間ほどリピートしないと思われるので、今のままなら、ずっと「ミシュラン」「youtuber御用達」のラベルだけ見てやってくる、寿司を食べ慣れてなくて、出てくるネタの良さもわからない一見のミーハーの相手をし続けることになるでしょう

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